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ベンツ、「Cクラス」のフルモデルチェンジを実施

軽量高剛性ボディを採用し、燃費を最大30%以上向上

 メルセデス・ベンツ日本は、「Cクラス」のフルモデルチェンジを実施し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売した。

 なお、「C 250 スポーツ」の納車は2014年秋頃を予定している。

 新型「Cクラス」は、「アジリティ&インテリジェンス」のコンセプトに基づき、素材選びから設計、製造工程に至るまであらゆる部分に最先端技術を投入した。

 “アジリティ”では、ボディシェルのアルミニウム使用率を約50%とし、高張力鋼板などを適材適所に組み合わせた軽量高剛性アルミニウムハイブリッドボディを採用したことにより、先代比(ホワイトボディ)約70kgの軽量化を実現した。

 この軽量高剛性ボディの採用により、重心高の最適化に加え、動力性能をまったく犠牲にすることなく燃費を最大30%以上向上している。

 このアルミニウムハイブリッドボディの製造工程において、メルセデス・ベンツは自動車メーカーとして世界で初、量産車に「ImpAct(Impulse Accelerated Tacking)」接合方式を採用しており、これは、アルミニウムとスチールのコンポーネントを重ね合わせ、そこに高速でリベットを貫通させることで接合する技術となっていて、ドアやボンネット、ルーフなど外板パネルの大半にアルミを採用することで、徹底した軽量化を実現した。

 また、新型「Cクラス」は、ボディ細部にわたる徹底した空力最適化により、Cd値0.24というセグメント最高水準の空力特性を実現し、空気抵抗を抑えることで、燃費効率を高めるとともに、風切り音を減少させている。

 さらに、新開発の4リンク式フロントサスペンションが「アジリティ」に大きく貢献し、4リンク式のメリットは、リンク機構とストラット式スプリングを独立させることで理想的なサスペンションの動きを実現でき、キャンパー角の自由なセッティングが可能になることでコーナリング時のグリップが大幅に向上し、リアは、マルチリンクサスペンションを進化させた5本のリンクによる独立懸架式とし、高い直進安定性を実現している。

 サスペンションには、走行状況に応じてダンパー内のオイル流量を変化させ、減衰力を調整するセレクティブダンピングシステムを採用し、通常走行時には快適な乗り心地を提供し、ハードな走行時には最大限の減衰力を発揮する“アジリティ コントロール サスペンション”を C 180、C 180 アバンギャルド、C 200 アバンギャルドに搭載。

 「アジリティ コントロール サスペンション」をベースに、スプリングとダンパーをハードなセッティングとし、よりダイナミックなドライビングを実現、さらにステアリンググレシオをよりダイレクトな設定とした“スポーツ サスペンション”をC 180 アバンギャルド AMGライン装着車に搭載。

 Cクラスとして初めて、またセグメントとしても初めて、C 250 スポーツ、C 200 アバンギャルド AMGライン装着車 にエアサスペンション“エアマティック サスペンション”を設定し、エアスプリングと連続可変ダンパーを電子制御することで、通常時から積載時まで変わることのない優れたロードノイズ特性、タイヤ振動特性を実現し、フロントアクスルのエアストラットとリアの独立したエアスプリングは、いずれもホイール支持機能を持たず、コーナリングフォースを受け止める必要もないことから、きわめて滑らかなストロークを実現している。

 新型「Cクラス」のドライビングモードの選択は、センターコンソール下部の「アジリティ セレクト」スイッチにより行われ、“Comfort”、“ECO”、“Sport”、“Sport+”の4つから選んだモードに応じて、アクセルレスポンス、トランスミッションのシフトポイント、ステアリング特性、サスペンション特性(エアマティック アジリティパッケージ装着車)などの様々なパラメーターを変化させ、さらにドライバーの好みで自由に設定してオリジナルのモードがカスタマイズ可能となっている。

 エンジンは、新開発の1.6リッター/2.0リッター直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを搭載し、2.0リッターエンジンは、メルセデスが世界で初めて実用化した、成層燃焼リーンバーン、ターボチャージャー、EGR(排ガス再循環装置)を組み合わせている。

 いずれのエンジンも、燃費効率に優れ、燃費を最大30%以上向上するとともに、「C 180」と「C 200」の全モデルでエコカー減税100%免税を達成している。

 “インテリジェンス”においては、「レーダーセーフティパッケージ」をはじめとする「インテリジェントドライブ」を採用しており、6個のカメラを搭載し、クルマの周囲360°をカバーする複合的なセンサーシステムが「インテリジェントドライブ」の土台となっている。

 カメラとレーダーから得られたデータをコントロールユニットで融合させ、安全運転支援システムに対応するデータを作成し、このデータを高度なアルゴリズムで解析することにより、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者等を検出し、その位置を特定することで、状況を判断して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストする「部分自動運転」を実現した。

 「インテリジェントドライブ」には、以下の装備が含まれている。

 2種類のレーダーによって先行車を認識し、速度に応じた車間距離を維持、さらにステレオマルチパーパスカメラの搭載により車線のカーブと先行車両を認識し車間を維持しながらステアリング操作をアシストする機能が追加された“ディストロニック・プラス(ステアリングアシスト付)”。

 2種類のレーダーとステレオマルチパーパスカメラで前方を広範囲にモニターし、先行車に加え、前方を横切るクルマや合流してくるクルマ、さらに歩行者などとの衝突の危険性を検知した場合にドライバーにディスプレイ表示と音で警告し急ブレーキを促すが、ドライバーがブレーキを踏んでも踏み込みが弱い場合はブレーキ圧を増幅することで急ブレーキの効果を高める“BASプラス(飛び出し検知機能付ブレーキアシスト・プラス)”。

 BASプラスの警告にドライバーが反応しない場合、軽いブレーキングでドライバーに警告し、衝突回避をサポート、同時に衝突時に乗員の最適な姿勢を可能な限り確保するPRE-SAFE機能が作動し、それでもドライバーが反応しない場合、最大のブレーキ力で自動緊急ブレーキが作動、今回は歩行者も検知する機能が追加された“PRE-SAFEブレーキ(歩行者検知機能付)”。

 リアバンパーのマルチモードレーダーが後方を監視し、車間距離と接近速度から衝突の危険があると判断すると、ハザードランプを素早く点滅させて後続車のドライバーに警告するとともに、ドライバーに危険を知らせ、シートベルトテンショナーなどを起動、それでも後続車が十分に減速しない際には自動的にブレーキ圧を高めて自車をロックし、玉突き衝突の回避など二次被害の軽減をサポートする“リア CPA(被害軽減ブレーキ付後方衝突警告システム)”。

 ステレオマルチパーパスカメラが車線を検出し、フロントホイールが走行車線を越えたと判断するとステアリングを断続的に微振動させてドライバーに警告するほか、ESPの制御を利用して片輪に軽い補正ブレーキをかけることで車線内に戻そうとするシステムで、今回は対向車との衝突を防止する機能が新たに追加された“アクティブレーンキーピングアシスト”。

 ステレオマルチパーパスカメラが対向車や走行車を検知すると、他の車両にハイビームが当たらないよう自動的に照射範囲を制御しながら常に最大の視界を確保し、道路標識などにハイビームが反射すると、自動的に減光し眩惑を防止する“アダプティブハイビームアシスト・プラス”。

 他にも、高精細でわかりやすいグラフィックとアニメーションの表示により、多機能をシンプルに直感的に操作することが可能な最新世代のシステムを採用したインフォテイメントシステムであるCOMAND システム、エアコンディショナーに空気清浄機能と芳香を拡散するパフュームアトマイザー機能を装備したエアバランスパッケージなどを装備している。

 価格は消費税込で、419万円~644万円 となっている。

 なお、新型「Cクラス」にも、新車購入から3年間走行距離無制限の一般保証・メンテナンスサービスと24時間ツーリングサポートを無償提供する総合保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用される。

  • 写真1
掲載日:2014/07/11

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