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BMW、「X6」をフルモデルチェンジ

シリーズ初の「M スポーツ」を設定

 ビー・エム・ダブリューは、「X6」のフルモデルチェンジを実施し、全国のBMW正規ディーラーを通じて注文の受付を開始することを発表した。

 なお、「X6 xDrive 50i」の納車は2014年12月から、「X6 xDrive 35i」の納車は2015年2月からを予定している。

 新型「X6」は、エクステリアでは、フロントは幅広のキドニー・グリルに回り込むヘッドライト・デザインを採用し、「アダプティブLEDヘッドライト」を全車に標準装備したほか、ショート・オーバー・ハング、ロング・エンジン・フード、ロング・ホイールベース、後方に配置されたキャビンなどのサイド・ビューとなっている。

 「スタンダード・モデル」には、「デザイン・ピュア・エクストラヴァカンス・エクステリア」をオプション設定し、セリウム・グレーのキドニー・グリル、ドア・ミラー、フロント/リヤ・バンパーのフィニッシャーに加え、アルミニウム・ランニング・ボードや専用20インチ・アロイホイールなどを装備している。

 インテリアでは、複数の面を重ねるレイヤリングという手法で陰影が際立つ立体的なデザインで空間の広がりを強調し、ドライバーが最も見やすいダッシュボード最上部に10.2インチ高解像度ワイド・コントロールディスプレイを配置、独立型のフラット・スクリーンを採用している。

 また、アンビエント・ライトは、ブルー、ホワイト、オレンジの照明カラーから選択可能となっており、後席においてはヘッド・レスト、シート・ベルトおよびシート・クッションが後席中央に装備され、後席には最大3名の乗車が可能となっている。

 「スタンダード・モデル」、および、「M Sport」の両モデルに、「デザイン・ピュア・エクストラヴァカンス・インテリア」をオプション設定し、アイボリーホワイト/ブラック、または、コニャック/ブラックのバイ・カラーのエクスクルーシブ・ナッパ・レザー・シートに加え、レザー・フィニッシュ・ダッシュボード(コントラスト・ステッチ付)やシート・カラーに合った専用インテリア・トリムを採用している。

 新型「X6」では、「スタンダード・モデル」に加え、「X6」では初となる「M Sport」をモデル・ラインアップに設定し、Mエアロダイナミクス・パッケージや、BMW Individualハイグロス・シャドー・ライン・エクステリア、電子制御式サスペンションのアダプティブMサスペンションなど、BMWのハイパフォーマンス・モデルであるMモデルを手掛けるBMW M社が開発した専用装備を採用している。

 ラゲージ・ルーム容量は、先代モデルに比べて10リットル拡大し580リットルを実現、リヤ・シートのバックレストは、40:20:40の3分割に倒すことが可能となっている。

 また、リモート・コントロール・キーの操作やテール・ゲート先端のボタンにより、テール・ゲートの自動開閉が可能な「オートマチック・テール・ゲート・オペレーション」が標準装備され、さらに、スマート・オープン/クローズ機能により足元の操作でテール・ゲートの開閉が可能となっている。

 新型「X6」では、フルタイム4輪駆動システム「xDrive」を採用し、電子制御システムが前後の駆動トルクを可変配分し優れたロードホールディングを実現しているほか、「M Sport モデル」には、電子制御サスペンションのアダプティブMサスペンションを標準装備し、ドライビング・パフォーマンス・コントロールの走行モードに応じてサスペンションをよりスポーティな設定に変更することが可能となっている。

 また、「X6 xDrive 50i M Sport」に標準装備されているダイナミック・パフォーマンス・コントロールは、ファイナルドライブに組み込まれた電子制御システムがxDriveと連携して左右のリヤホイール間の駆動力を走行状況に応じて最適に配分し、コーナリングの際には外側ホイールの駆動力を高めることにより、優れたコーナリング性とハンドリングを実現している。

 「X6 xDrive 35i」は、ツイン・スクロール・ターボチャージャーに、高精度ダイレクト・インジェクション・システムとバルブトロニックを組み合わせた3リッター直列6気筒ガソリン・エンジンを搭載し、最高出力225kW(306ps)/5,800rpm、最大トルク400Nm(40.8kgm)/1,200-5,000rpmを実現、燃料賞比率(NEDC測定値)は約20%向上している。

 「X6 xDrive 50i」は、ツイン・ターボチャージャー、高精度ダイレクト・インジェクション・システムに加え、インテーク・バルブのリフト量を無段階に可変制御するバルブトロニックを新採用した最新の4.4リッターV型8気筒ガソリン・エンジンを搭載し、最高出力330kW(450ps)/5,500rpm、最大トルク650Nm(66.3kgm)/2,000-4,500rpmを発揮し、先代モデルと比較し約10%向上、燃料消費率(NEDC測定値)は約20%向上した。

 また、ツインパワー・ターボ・エンジンのほかに、高効率8速スポーツ・オートマチック・トランスミッション、無駄な燃料消費を抑制するエンジン・オート・スタート/ストップ機能、時速50km以上の走行においてアクセル・オフ時にエンジンとトランスミッションを自動的に切り離しエンジンの回転数をアイドリング状態まで落とすことで燃費の良い走りをサポートするECO PROモードなどを全車に採用している。

 さらに、フロント・ホイール側面の気流の流れを最小限に抑える「エア・カーテン」および「エア・ブリーザー」を採用し、フロント・エプロン左右両端のエア・インテークから空気を取り込み、フロント・サイド・パネルに設けられたエア・ダクトから放出することで、ホイール周辺で発生する乱気流を抑え空気抵抗を低減している。

 他にも、アルミニウム製のエンジンフードや軽量樹脂製のフロント・フェンダーに加え、ダッシュボードの構造部材にマグネシウム合金などの軽量素材を採用することにより、優れた強度および剛性の確保と、軽量化の両立を実現している。

 安全面においては、カメラとミリ波レーダー・センサーの併用により衝突の危険性が高まった際にドライバーに警告を発する“前車接近警告機能”、前述で追突が不可避な場合にブレーキをかけ衝突を回避・被害の軽減を図り、また歩行者検知機能により歩行者への接近に対してもドライバーへの警告と衝突回避・被害軽減ブレーキを作動する“衝突回避・被害軽減ブレーキ”、前車と車両との車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行う“アクティブ・クルーズ・コントロール”、カメラにより前方の監視を行い車線の逸脱をドライバーに警告する“レーン・ディパーチャー・ウォーニング”、以上4つの機能を備える「ドライビング・アシスト・プラス」を全車標準装備している。

 さらに、車両前方および側方をパノラマ・ビューで映し出す「サイド・ビュー・カメラ」、車両正面の映像に加えて車両両側と後方の映像を含む周囲360度の映像をコントロール・ディスプレイに表示する「トップ・ビュー」を全車標準装備したほか、現在の車速、ナビゲーション・システムによるルート案内の矢印表示、曲名やラジオ局のリストなど、さまざまな情報をドライバーの視界内のフロント・ウインドスクリーンに直接表示し、ドライブの安全性と快適性を高める「BMWヘッドアップ・ディスプレイ」を標準装備(「X6 xDrive 35i スタンダード・モデル」はオプション設定)している。

 他にも、車載の通信モジュールを利用した「BMW SOSコール」と「BMWテレサービス」を標準装備している。

 「BMW SOSコール」は、事故の際、車載の通信モジュールを利用して自動的にSOSコールセンターに接続し、コールセンターへの音声接続と共に車両情報をはじめ、車両の位置情報や衝突状況、エアバッグの展開状況、といった情報もデータとして同時に送信されるためドライバーが応答できない場合でも救急対応が可能となる。

 「BMWテレサービス」は、車載の通信機能を利用し、車両が自動的に車両のメンテナンスやバッテリー電圧の低下といった情報を担当のBMW正規ディーラーに通知し、担当ディーラーからの連絡で適切な時期にメンテナンスを実施することが可能となり、また、路上故障などのトラブル発生時においても車載の通信機能を利用し、iDriveメニューからBMWエマージェンシー・サービスに連絡して、素早いサポートを受けることができる、というものである。

 価格は消費税込で、898万円~1,285万円 となっている。

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掲載日:2014/08/07

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