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ダイハツ、「ハイゼット トラック」をフルモデルチェンジ

農水省「農業女子プロジェクト」と連携

 ダイハツは、「ハイゼット トラック」のフルモデルチェンジを実施し、全国一斉に発売した。

 ダイハツは、2013年11月の農林水産省「農業女子プロジェクト」発足以降、自動車メーカー唯一のプロジェクト参画企業であり、女子農業者の軽トラック使用実態・ニーズの明確化と、それに基づく魅力的な軽トラックの仕様・装備・意匠などの具現化を目的として、これまで農業女子メンバーへの訪問調査を実施してきた。

 「農業女子プロジェクト」とは、アベノミクス成長戦略の柱の一つである「農業の6次産業化」に向けた農林水産省主導の国家プロジェクトで、農業にイノベーションをもたらす切り口として「女性」・「法人」・「企業」にフォーカスし、行動力溢れる農業女子と多業種がコラボレーションし商品開発・活動PRすることで、農業の活性化・新規就農者の増加を図る、といったものである。

 今回のフルモデルチェンジでは、新開発プラットフォームとドア開度拡大により、女性や高齢者の乗り降りのしやすさを向上、また、フロントガラスを前に出すことで運転者とフロントガラスの距離を拡大し、さらにステアリング角度見直しや運転席シートスライド量の増加などにより体格差のある運転者でも運転のしやすい空間を実現している。

 運転席から手の届く範囲に大型オープントレイ(助手席トレイ/センタートレイ)など20箇所の室内収納を設定、使い勝手を向上した。

 ボディ骨格の見直しやパネル剛性のアップ、マフラー容量拡大などにより静粛性を向上し、AT比率の増加に対応して静粛性と燃費向上を両立した軽トラック唯一の電子制御式4速ATを採用している。

 フロントサスペンション形式を変更し、ブレーキを踏んだ時や走行中の路面の凹凸によるノーズタイプ現象を低減し操縦安定性を向上した。

 パワートレインでは、エンジンの高圧縮比化、燃焼改善、メカニカルロス低減、電子スロットル採用などMT車は5速をハイギア化したほか、低粘度オイルなどを採用した。

 AT車は電子制御式4速ATや、充電制御および省電カフューエルポンプを採用している。

 また、「e:S(イース)テクノロジー」を軽トラックにも採用するなど、低燃費19.6km/Lを実現した。

 安全性能では、ボディ骨格見直しや高張力鋼板の採用により衝突時のエネルギーを効率よく分散・九州する骨格構造を実現し、運転性SRSエアバッグ、プリテンショナー&フォースリミッター機構付フロント3点式ELRシートベルト(運転席/助手席)を全車に標準装備したほか、最新法規56km/hオフセット衝突に対応した。

 さらに、キャビン、ドア、荷台などで構成されるアッパーボディの表面全てを防錆鋼板化し、フレームの防錆鋼板化を拡大したほか、カチオン電着塗装、中塗り、表面塗りの3層塗装を採用、また、飛び石などで塗装剥がれによる錆を防止するフロントパネル樹脂化を軽トラックとして初採用した。

 ボディカラーでは、全8色のカラーバリエーションを設定しているほか、「ぴったりぴっく!」選べるシリーズとして用途や志向に合わせたパックオプションを豊富に設定した。

 7色のボディカラーとフェイスプレートが連動するなどした『選べるカラーパック』、スパーUV&IRカットガラスなどをセットにした『ビューティパック』、「ビューティパック」と「エラベルカラーパック」と農業女子プロジェクトステッカーをセットにした『農業女子パック』、メッキフロントグリルやマルチリフレクターハロゲンフォグランプなどをセットにした『スタイリッシュパック』、などのシリーズがある。

 さらに、フルファブリック(撥水加工)シート表皮やスモークドアガラスなどをセットにした『キャビンパック』、大型荷台作業灯やガードフレームなどをセットにした『荷台パック』、助手席SRSエアバッグとABSなどがセットになった『安全パック』、キーレスエントリーやパワードアロックなどがセットになった『省力パック』、強力な防錆力を持つ荷台全面フルメッキ加工やゲート部の高性能防錆鋼板化がセットになった『ストロング防錆パック』などのシリーズも用意されている。

 他にも、「ハイゼット トラック」をベースとして、頭上空間を広くした「ハイルーフ」や、キャビン後部を延長することにより、ゆとりのある室内空間とシートリクライニング機能を持つ「ジャンボ」、「ダンプシリーズ」「保冷・冷凍庫シリーズ」などの特装車両を開発中で、2014年内発売予定となっている。

 価格は消費税込で、65万3,400円~119万8,800円(北海道のみ価格が異なる) となっている。

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掲載日:2014/09/02

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